2008年 3月の記事一覧
3月17日(月)25:55
本日、確定申告の期間が終わりました。みなさまお疲れさまでした。
御多分に洩れず、私も14日に終わらせました。疲れはしましたが、これが終わるとなんだか晴れがましい気持ちになるのは、私だけでしょうか・・・・・
私の場合、青色申告をしています。これは、実家の稼業を継いだときから続けています。親父のときもやっていましたから、かれこれ何十年になるのでしょうか。(良く知りませんが、私がかかわってからでも、20年以上になります)
HPでもふれていますが、私が実家に戻ったときの最初の不安が、この申告でした。
そこそこ売上げのあった親父は税理士さんを頼んで申告をしていましたが、親父が倒れた以上そんなゆとりはありません。とにかく一人でやらねばならず、焦りまくったのは事実です。
忘れもしませんが最初の年は、デカい集計用紙と電卓で、約一月かけて終わらせたのを覚えています。
2年目、これではいけないと手を出したのが、はやり始めた「パソコン」です。「PC9801VM2」、本体・CRT・PRTで100万しました。これを、土木屋当時にした貯金で買いました。買った当時、良くわかっていなかったんですね、コンピューターはソフトが無ければ只の箱だって事が・・・・・・。
ソフトは買いたいが、もうお金がありません。知合いの叔父さんから、違法コピーの「一太郎・マルチプラン・ロータス123」を○万円で譲り受け、寝ないで作ったのが、マルチプランで作成した申告プログラムです。仕事が終わった後、2時位までキーボードに向かって、3ヶ月くらいかかりましたでしょうか・・・・・。
勘定科目使って、振り替え伝票のようにバランスさせて入力し元帳をつくり出すという画期的なプログラムでしたが、ソフトの検証ができません。パソコン自体持っている人がいませんでしたし、違法コピーのマルチプランでは、世間様にPDSとして投げかけることもできませんでしたから・・・・・・・
結局そのあくる年、杉並税務署から職員がみえました。その方に、コンピューター・ソフト一式を見せ、自分で作ったソフトの説明をし帳簿類(自分で打ち出した物)を見せはしましたが、その方から言われた一言は、「よくわかりませんが、これではチョッと・・・・・」
結局、幾許かの修正申告に応じることになりました。
それから比べれば、今は最高です。1万円も払えば、青色申告のソフトも手に入りますし、青色申告会なるものが、申告の手助けをしてくれますし・・・・・。私も、申告会の会員ですし、JDL(青色申告・確定申告)のユーザーです。
そんな私ですが、今年は「減価償却」でしっかり間違えました。来年からの「1円まで償却」を今年やってしまいました。その他のミスもありましたが、無事、会の指導で直し申告することもできました。本当に感謝しています。
ちなみに、そのころの「VM2」は、つい最近まで手元にありました。5インチのFDDx2に1.5Mのボードを付けてやっとメインメモリが640k。メモリボードの残りをRAMディスクにして、ここに辞書・日本語FEPを入れて高速化。MSーDOSの2.11でカプラー使ってのコンピューター通信は300ボー・・・・。
シーラカンス状態です、いまの私は。
でも、確定申告の時期になると、どうしても思い出してしまいます、なんだか貧しい・けれど楽しかった、第一次のパソコン時代を・・・・・
本日、確定申告の期間が終わりました。みなさまお疲れさまでした。
御多分に洩れず、私も14日に終わらせました。疲れはしましたが、これが終わるとなんだか晴れがましい気持ちになるのは、私だけでしょうか・・・・・
私の場合、青色申告をしています。これは、実家の稼業を継いだときから続けています。親父のときもやっていましたから、かれこれ何十年になるのでしょうか。(良く知りませんが、私がかかわってからでも、20年以上になります)
HPでもふれていますが、私が実家に戻ったときの最初の不安が、この申告でした。
そこそこ売上げのあった親父は税理士さんを頼んで申告をしていましたが、親父が倒れた以上そんなゆとりはありません。とにかく一人でやらねばならず、焦りまくったのは事実です。
忘れもしませんが最初の年は、デカい集計用紙と電卓で、約一月かけて終わらせたのを覚えています。
2年目、これではいけないと手を出したのが、はやり始めた「パソコン」です。「PC9801VM2」、本体・CRT・PRTで100万しました。これを、土木屋当時にした貯金で買いました。買った当時、良くわかっていなかったんですね、コンピューターはソフトが無ければ只の箱だって事が・・・・・・。
ソフトは買いたいが、もうお金がありません。知合いの叔父さんから、違法コピーの「一太郎・マルチプラン・ロータス123」を○万円で譲り受け、寝ないで作ったのが、マルチプランで作成した申告プログラムです。仕事が終わった後、2時位までキーボードに向かって、3ヶ月くらいかかりましたでしょうか・・・・・。
勘定科目使って、振り替え伝票のようにバランスさせて入力し元帳をつくり出すという画期的なプログラムでしたが、ソフトの検証ができません。パソコン自体持っている人がいませんでしたし、違法コピーのマルチプランでは、世間様にPDSとして投げかけることもできませんでしたから・・・・・・・
結局そのあくる年、杉並税務署から職員がみえました。その方に、コンピューター・ソフト一式を見せ、自分で作ったソフトの説明をし帳簿類(自分で打ち出した物)を見せはしましたが、その方から言われた一言は、「よくわかりませんが、これではチョッと・・・・・」
結局、幾許かの修正申告に応じることになりました。
それから比べれば、今は最高です。1万円も払えば、青色申告のソフトも手に入りますし、青色申告会なるものが、申告の手助けをしてくれますし・・・・・。私も、申告会の会員ですし、JDL(青色申告・確定申告)のユーザーです。
そんな私ですが、今年は「減価償却」でしっかり間違えました。来年からの「1円まで償却」を今年やってしまいました。その他のミスもありましたが、無事、会の指導で直し申告することもできました。本当に感謝しています。
ちなみに、そのころの「VM2」は、つい最近まで手元にありました。5インチのFDDx2に1.5Mのボードを付けてやっとメインメモリが640k。メモリボードの残りをRAMディスクにして、ここに辞書・日本語FEPを入れて高速化。MSーDOSの2.11でカプラー使ってのコンピューター通信は300ボー・・・・。
シーラカンス状態です、いまの私は。
でも、確定申告の時期になると、どうしても思い出してしまいます、なんだか貧しい・けれど楽しかった、第一次のパソコン時代を・・・・・