資格者の信用って? 思わず考えさせられてしまう話がありましたので・・・

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ある士業の方(A士)が、一般の方(B)とこんなやり取りをしていました。

A士:私は、”○○士”の資格を持っています。

  今回、実印と印鑑証明書が必要となりましたので、用意していただけませんか?

B :いやですよ。そんな大事なもの!

   いくら必要でも、まだあなたのこと信用しているわけじゃあないし。。。

A士:そんなこと、言わないでください。

   私は”○○士”だから信用してくれないと困ります!

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実際それに近い言い方をしてる人がいます・・・

心当たりはないでしょうか?

ここで、その一般の方に問題あり!っと思った方は

問題ありですよ。


これから士業を目指す方に、ぜひ知ってほしいことです。

A士は自分が資格者であることを表示するという行為は

問題無いのですが。。。ここからです。


○○士だから信用してくれなんて、まるで資格を印籠のような使い方をしています。

資格でもって信用を押し付ける行為は、益々不信感を買うばかり・・・


信用ってどうしたら得られるのでしょうね~。

資格から離れて、身近なところで考えてみると、

お付き合いの様々なやり取りの中で、築き上げてるのではないでしょうか?


たとえ資格を持ったとしても同じです。

自分自身の人間性でもって、信頼関係を築くことを考えなければならないと思います。


最も昔は、資格が印籠のように輝いた時代もあったでしょう・・・

でも、今はもう、国民の価値観の変化につれて

通用しなくなってきています。


もちろん、印籠が通用する相手には使うことで、話が早く進むのも事実ですが・・・

資格という印籠に頼っていると・・・、上のA士のようになってしまうでしょう。

そして、相手との信頼関係の度合いを推し量ることが苦手になっていくことでしょう。


トラブルを引き起こす ”士”にならないために・・・


特に調査士を目指す方、印鑑証明書など扱うことが多いので気をつけてくださいね。





==事務所(大阪府)==
江川土地家屋調査士事務所

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