2009年 7月の記事一覧

09年07月05日 00時02分37秒
Posted by: egawa
リクエストがありました、

記述の問題文の読み方と、申請書の書き方について

私の気をつけていたことを思い出してみました。

あまりどこでも言わないようなことを

あげてみますね。


==問題の読み方は==

読むスピードをアップする方法から・・・


読書法でよくある方法ですが、

最初に斜め読みで大体の問題の内容をつかみます。

それから、精読にはいります。


問題文は、一語一句を気にしないといけない事が多いので

いきなり精読すると、読むときにスピードが遅い上に

よく引っかかり、また読み直しとなりやすいんです。


これは、頭は予めこんな内容だろうと予想をしていると

頭は楽に早く処理ができるという、読書テクニックを

盗んできたものです。

緊張して働きの悪くなった頭でも、処理が楽になりますよ。

読書なれしていない人は、

斜め読みに少々訓練は必要ですが・・・

==

次に書式の問題を読むときに気をつけていたことは・・・


視界を広く持つことです。

土地家屋調査士の試験は、土地と建物の大きく2つに分かれます。

書式を取り掛かる前に、

一度すべてに簡単に目を通しました。

その上で、掴めることは・・・

・土地と建物のそれぞれの時間配分

・図面は何分で書けそうか

・計算問題箇所、判断問題箇所、申請書関連問題箇所など把握

・自分の得点を取れそうな箇所、取れにくそうな箇所を把握

・上記の大体の得点配分を把握(経験から予測)

などです。

それからGO!です。

そんなこと考えていたら時間が勿体無いじゃん!

貴重な時間ですから、それもそうです。

しかし、上記の情報を掴むことで、

より冷静に試験に取り掛かれるメリットがあります。

試験は、どれだけ書いたかでも、丁寧に書いたかでも

ありません。

どんだけ点数を取ったかです。


点数の低いところで、いつまでも時間をとって頑張って

も仕方ありません。

時間の足りない土地家屋調査士試験だからこそ

問題全体の把握は、少ない時間を効率良く使うために

重要だと思います。

=====


問題に分からなくて、暫く悩んでしまう方、

試験の時間が全然足らない方、

案外、この悩みの時間を解消すれば大きな時間短縮に

繋がるかも知れませんよ。

極端に言えば、4問に1問は、捨て問と思って。。。

時間がかかる問題、難しい問題、得点の低い問題は

割り切って捨てていくのも一つのテクニックです。

それで、空いた時間は点検し、ケンプして

他の問題は、確実に得点しましょう。


私の場合、ミスと時間の無さに悩まされていました。

この手法を考え付いてから、

大きく得点を伸ばすことに成功しました。

はまる人は いるかもしれませんよ。


※実務している人はケンプは当たり前にしている事ですが、
 もし知らない方いれば、言ってくださいね。
※人情うんたら言っているのは、本当に最後の手段です。
 もちろん、こちらが優先です。
09年07月05日 00時00分26秒
Posted by: egawa
・・・つづくから。

==極悪手段1==

◆分からない正答より、分かる誤答を!

サブタイトル~おっちゃんは、勉強している人が好き、

勉強していると思わせるには?~


サブタイトルながっ(^^; 意味も??

極悪というよりも、姑息な手段のような気がしてきましたが。。。


試験記述式 イメージアップ大作戦に

受験生”パンダさん”と”クマさん”に登場してもらいましょう~♪


皆さんがいつも試験の時に考えていることだと思いますが、

出題者は受験生に何を問いたいんだろう?

どんな解答を期待しているんだろう?

そう、考えながら試験を受けていると思います。


まずはそんなところから・・・


==ここは試験真っ最中==

クマさんは迷っています。

この問題の出題者の意図はA、B、Cのどれだろう?

意図がズレたら当然、解答は全く違うものなります。

クマさんは、思いました。

恐らくAで答えるのが正解に違いない!

・・・でも、解答が分からないよぉ~

クマさんは結局、考えに考えて分からないため、

その解答部分は誤った解答を書いてしまいました。


一方、パンダさんは・・・

この問題の出題者の意図はA、B、Cのどれだろう?

パンダさんは、よく考えて思いました。

Aを問いたいに違いない!

・・・でも分からない。。。

少し適当な性格のパンダさん、

Aだと間違えた解答しか書けないから、それだったら

Bと勘違いしたものとして、正答をしたほうがいいや!

パンダさんは出題者の意図はBとした場合、正しい内容を書きました。


さあ、採点となりました。

おっちゃんの登場です。


==おっちゃんのひとり事==

クマちゃん、間違えてるねぇ~ばつ×!

結果:その箇所0点をもらいました。


次はパンダさんだね。

おしいなぁ~そんなことを問いたかったわけじゃないけど・・・

でも、正しいことを言ってるし、よく勉強はしてるなぁ。

0.5点あげちゃおう!

結果:その箇所0.5点をもらいました。


終わってみれば、パンダさんの勝利に終わったのです。。。

====

すこし、話がめちゃめちゃで分かりにくくてごめんなさい。

言いたいことは掴めたでしょうか?


これは私自身に実際に起こったことです。

その時の問題が

土地家屋調査士としての立場で答える問題を

司法書士の立場として解答してしまいました。


出題者の意図を全く無視してしまい、

本当なら×バツ 0点でしょう。

しかし、司法書士の立場として考えた場合、

決して誤った内容ではなかったため、

おっちゃんには、好印象を与えることができ

得点を頂くことができました。


そんな経験から、

どうせ間違うなら得点に結びつける間違いができる。

という理論が生まれました。

使えるシーンは少ないかもしれませんが、イザっ

っという時にいかがでしょうか?

・・・つづく。